セクシャリティAtoZ
2017.10.06 追記
セクシャリティAtoZをご覧いただき、ありがとうございます。
長らく雑記帳にしていたこのブログですが、この度お引越しをして別のシステムに切り替えました。
ですので、今後の更新は セクシャリティAtoZ 新ブログ版 にて続けていきます。
当記事にリンクやブックマークをしていただいてる場合は、恐れ入りますが
(新URL)http://www.85-n.net/blog/sexuality-atoz/
に変更いただけますと幸甚です。
よろしくお願いいたします。

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昨日ついったーで「LGBTじゃなくてAtoZにしたらいいのに、そっちのほうが多様性表せるくね?」という旨のpostを見てなるほどなーと思いました。
個人的には、そういうカテゴライズとかがもうすでにめんどい状態に入ってしまってるのですが、新たな視点というか、そういうものに触れられてすごく面白かったです。

ということで、考えてみましたよ、AtoZ


【A】
Agender / アジェンダー(「ジェンダーを持たない」という自認。ニュートロイスと同義)
Aegosexual / イーゴセクシャル(自分自身と性的興奮の源との間につながりを感じない)
Ambisexual / アンビセクシャル(いずれの性に対しても全く同様に魅力を感じる)
Akoisexual / アコイセクシャル(相手に性的魅力を感じるが、相手から性欲求を向けられることを望まない、もしくは必要としない。また、性行為を受けるのが好きでなかったり苦痛であったりする。アポロマンティック、リスセクシャルと同義)
Allosexual / アルロセクシャル(恋愛指向や性指向を持つ。ズィーセクシャルとも)
Androgynous / アンドロジナス(中性的または両性的な自認)
Androsexual / アンドロセクシャル(男性または男らしさに性的魅力を感じる。アンドロフィリア、マセクシャルとも)
Antisexual / アンチセクシャル(実際にはアセクシャルではないが、アセクシャルであることを望む)
Aporomantic / アポロマンティック(相手に恋愛感情を感じるが、相手から恋愛感情を向けられることを望まない、もしくは必要としない。リスロマンティックとも)
Apothisexual / アポシセクシャル(他者に性的魅力を感じず、また、性交渉に嫌悪感を覚える)
Apressexual / アプレスセクシャル(別の形の魅力が感じられたあとにのみ性的魅力を感じる)
Aromantic-asexual / アロマンティック・アセクシャル(恋愛指向を持たず、性指向も持たない。日本の狭義のアセクシャルと同義)
Asexual / アセクシャル(恋愛指向を持たない。無性愛。エイセクシャルとも)
Autosexual / オートセクシャル(自分自身に性的魅力を感じ、自慰を好む)
Autochorissexual / オートコーリスセクシャル(自分自身と性的興奮の源との間につながりを感じない状態。イーゴセクシャルとも)

【B】
Bigender / バイジェンダー(「男性と女性の両性である」という自認)
Bisexual curious / バイセクシャルキュリアス(バイセクシャルであると明確に自覚しているわけではないが、同性との恋愛や性行為に関心がある)
Bisexual / バイセクシャル(恋愛感情や性欲求が男性と女性に向く。両性愛)

【C】
Cassexual / カスセクシャル(性指向があたかも重要でないかのように感じる)
Ceterosexual / セテロセクシャル(ジェンダークィアが、同じくジェンダークィアにのみ性的魅力を感じる)
Cisgender / シスジェンダー(生まれたときに割り当てられた性別と等しい性別のありかたを持つ)
Cupioromantic / キュピオロマンティック(恋愛感情を抱いたことはないが、恋愛関係を望む)
Cupiosexual / キュピオセクシャル(性欲求を抱いたことはないが、性関係を望む。カロスセクシャルとも)

【D】
Demiromantic / デミロマンティック(情緒的に強い結びつきを持った相手に対してのみ恋愛感情を抱きうる。グレーロマンティックの一種)
Demisexual / デミセクシャル(情緒的に強い結びつきを持った相手に対してのみ性的魅力を感じうる。半性愛)
Durasexual / デュラセクシャル(他者に性的魅力を感じることが滅多にないが、性的魅力を感じた時は長い間持続する)

【E】
Enigmatic / エニグマティック(「自分ではどんな感じかわかっているがうまく説明できない」自認)

【F】
Fraysexual / フレイセクシャル(誰かと会ったあとに性的魅力を感じるが、情緒的な結びつきが強まると魅力が薄れていく)
FtM / エフティーエム(♀の躯を持つトランスジェンダー男性)
FtX / エフティーエックス(♀の躯を持つXジェンダー)

【G】
Gay / ゲイ(恋愛感情や性欲求が同性に向く男性。男性同性愛)
Gender fluid / ジェンダーフリューイド(「ジェンダーが流動的である」という自認)
Genderqueer / ジェンダークィア(既存の性別の枠組みにあてはまらない自認。ノンバイナリー、ノンコンフォーミング、ヴァリアントなど呼びかたは様々)
Gravisexual / グラビセクシャル(セクシャリティが重力の引き込みや地球の中心からどのぐらい離れているかに影響される)
Greyromantic / グレーロマンティック(アロマンティックと他の恋愛指向との間のどこかに該当する)
Greysexual / グレーセクシャル(アセクシャルと他の性指向との間のどこかに該当する)
Gynesexual / ガイネセクシャル(女性または女らしさに性的魅力を感じる。ガイネフィリア、ウーマセクシャルとも)

【H】
Heteroflexible / ヘテロフレキシブル(ヘテロセクシャルを自覚しているが、同性に惹かれることもあり、恋愛や性的な関係を持つこともありうる)
Heterosexual / ヘテロセクシャル(恋愛感情や性欲求が異性に向く。異性愛)
Homosexual / ホモセクシャル(恋愛感情や性欲求が同性に向く。同性愛)

【I】
Iculasexual / イクラセクシャル(他者に性的魅力を感じないが、性交渉に積極的である。ポディセクシャルとも)
Implasexual / インプラセクシャル(規則的に続く自己疑問やアイデンティティの問題が原因で、自身の性指向に満足していない)
intergender / インタージェンダー(「男性と女性の間である」という自認)
Intersex / インターセックス(身体的性特徴が典型♂と典型♀の間の状態)

【K】
Kalossexual / カロスセクシャル(他者に性的魅力を感じないが、性的関係を望む。キュピオセクシャルとも)

【L】
Lesbian / レズビアン(恋愛感情や性欲求が同性に向く女性。女性同性愛)
Lithromantic / リスロマンティック(相手に恋愛感情を感じるが、相手から恋愛感情を向けられることを望まない、もしくは必要としない。アコイロマンティック、アポロマンティックとも)
Lithsexual / リスセクシャル(相手に性的魅力を感じるが、相手から性欲求を向けられることを望まない、もしくは必要としない。また、性行為を受けるのが好きでない)

【M】
Masexual / マセクシャル(恋愛感情や性欲求が男性または男らしさに向く。アンドロセクシャルとも)
Mollsexual /モルセクシャル(恋愛指向や性指向の存在感が弱い、もしくは柔らかい)
Monoamory / モノアモリー(恋愛関係などを同時期に一人だけに限定する。単数恋愛)
Monogamy / モノガミー(婚姻関係などを同時期に一人だけに限定する。単婚)
Monosexual / モノセクシャル(恋愛感情や性欲求の対象が1種である。ヘテロセクシャルやホモセクシャルなどを指す。単性愛)
MtF / エムティーエフ(♂の躯を持つトランスジェンダー女性)
MtX / エムティーエックス(♂の躯を持つXジェンダー)

【N】
Neutrois / ニュートロイス(「性別がない」という自認。また「身体的に無性になりたい」という考えかた)
Neusexual / ニューセクシャル(アジェンダーに性的魅力を感じる)
Nomasexual / ノーマセクシャル(恋愛感情や性欲求が男性以外の性別に向く)
Nonamory / ノナモリー(恋愛において交際関係を目的としない)
Nongamy / ノンガミー(恋愛において婚姻関係を目的としない)
Nonsexual / ノンセクシャル(恋愛感情を抱くが性欲求や性行為欲を持たない。非性愛)
Novosexual / ノヴォセクシャル(自分のセクシャリティを確信することが出来ない)
Nowomasexual / ノーウーマセクシャル(恋愛感情や性欲求が女性以外の性別に向く)

【O】
Objunctumsexual / オブジャンクタムセクシャル(恋愛感情や性欲求が無生物に向く)
Omnisexual / オムニセクシャル(恋愛感情や性欲求がすべての性別に向く。パンセクシャルと同義)

【P】
Pansexual / パンセクシャル(恋愛感情や性欲求がすべての性別に向く。全性愛)
Parasexual / パラセクシャル(他者に性的魅力を感じないが、気晴らしのためのセックスを楽しむ)
Penultisexual / ペナルティセクシャル(違った性別の人に性的な魅力を感じられる。性別非二元論が前提)
Placiosexual / プラシオセクシャル(性行為を受けたいとはほとんど思わないが、他の誰かに対して性行為をしたいという願望を表現している)
Polyamory / ポリアモリー(恋愛関係などを同時期に一人だけに限定しない。複数恋愛)
Polygamy / ポリガミー(婚姻関係などを同時期に一人だけに限定しない。複数婚)
Polysexual / ポリセクシャル(男女やトランスジェンダーなどを含め3つ以上の恋愛対象や性対象がある。また「人の数だけセクシュアリティがある」という考えかた)
Pomosexual / ポモセクシャル(「そもそもセクシュアリティの分類は意味をなさない」という考えかた。ポストモダニズムセクシャルの略)
Pothisexual / ポディセクシャル(他者に性的魅力を感じないが、性交渉に積極的である。イクラセクシャルとも)

【Q】
Queer / クィア(既存の枠組みにあてはまらないセクシャリティ。また、セクシャルマイノリティを表す言葉。元は侮蔑語)
Questioning / クエスチョニング(自分のセクシャリティについて悩んだり迷ったりしている)
Quoiromantic / クォイロマンティック(恋愛感情とは何か、友情とどう違うか、がわからない。WTFロマンティックと同義)
Quoisexual / クォイセクシャル(性的魅力を他のタイプの魅力と区別できない)

【R】
-romantic / -ロマンティック(恋愛指向を表現する接尾語。恋愛対象と性対象が異なる場合に使うと便利)
Romantic-asexual / ロマンティック・アセクシャル(恋愛感情を抱くが性欲求や性行為欲を持たない。ノンセクシャルと同義)

【S】
Sapiosexual / サピオセクシャル(他者の知性や知性的な人にのみ性的魅力を感じる)
-sexual / -セクシャル(性指向を表現する接尾語。恋愛対象と性対象が異なる場合に使うと便利)
Sexual aversion / セクシャルアヴァージョン(性に関することに対して嫌悪感や恐怖感を示す。対象や程度は様々。性嫌悪)
Sexual majority / セクシャルマジョリティ(性的多数派)
Sexual minority / セクシャルマイノリティ(性的少数派)
Skoliosexual / スコリオセクシャル(恋愛感情や性欲求がシスジェンダー以外の人に向く)
Straight ally / ストレートアライ(マイノリティに友好的であったり理解を示したりするマジョリティの人)

【T】
Transfeminine / トランスフェミニン(「どちらかというと女性である」という自認のトランスジェンダー)
Transgender / トランスジェンダー(生まれたときに割り当てられた性別とは異なる性別のありかたを持つ)
Transmasculine / トランスマスキュライン(「どちらかというと男性である」という自認のトランスジェンダー)
Trigender / トリジェンダー(男性・女性・第三の性別の間で動く自認)
Trisexual / トリセクシャル(恋愛感情や性欲求が男女に加えトランスジェンダーの人にも同様に向く)

【U】
Unsexual / アンセクシャル(性欲求や性行為欲はあるが、挿入欲や被挿入欲は持たない)

【V】
Volitsexual / ヴォーリットセクシャル(性欲求を感じるものの、それが特に誰にも向かわない)

【W】
Womasexual / ウーマセクシャル(恋愛感情や性欲求が女性または女らしさに向く。ガイネセクシャルとも)
WTFromanthic / ワイティーエフロマンティック(恋愛感情とは何か、友情とどう違うか、がわからない。クォイロマンティック、ワットロマンティックとも)

【X】
Xgender / エックスジェンダー(男女の枠に囚われない自認)

【Z】
Zoosexual / ズーセクシャル(恋愛感情や性欲求が人間以外の動物に向く)
Zsexual / ズィーセクシャル(恋愛指向や性指向を持つ。ゼッドセクシャル、アルロセクシャルとも)


意外と埋まるもんですね。
思いついたのを出してみましたが他にもあるかなぁ、またこっそり増えてるかもしれません。



追記(2015.10.12)
この記事を書いてから3年が経ちましたが、今でもいろんな方が見たり紹介してくださったりしているようで、大変恐縮です。
実はこっそり更新しているので地味に増えつつあるのですが、すべてを覚える必要はおそらくありません。
「あーこういう人もいるんだなぁ」「こういう言いかたもあるんだなぁ」といった具合に把握する程度で良いと思います。

この記事に載っていることがすべてではありません。
載ってない言葉もある、少し歯の抜けた辞書のようなものとお考えくだされば。
忘れたときは、またこの記事を見てくだされば嬉しいです。
もし「この言葉が載ってない」「こういう言葉を聞いたんだけど」というのがありましたら教えてくださいませ。

* * *

追々記(2017.08.14)
用語数が98になり、該当なしのアルファベットも残すところJとYの2つになりました。
ここ2〜3年ほどで特にアセクシャル系の用語が一気に増えた印象です。

2012年の初出の段階で申し上げていますが、個人的にはカテゴライズがめんどいというか細分化にはキリがないと思っています。
「同じ人間はひとりとていない」という視点に立てば「同じセクシャリティはひとつとてない」ので、極論、用語は人の数だけ存在し得ることになります。
ただ「細分化に意味はない」とは思っていません。
誰かにとって必要だからこそ言葉は増えるのですし、存在する言葉は誰かにとっては意味のあることです。
新しく用語が増えたり、使われなくなった言葉がひっそりと消えたり、あるいは用語の指し示すものが変化したり……という流れを追いかけていくのも、なかなかおもしろいものです。

ので、少なくとももうしばらくは細分化が続くだろうなと考えていますし、私もその移り変わりを眺めていようと思います。
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コメント
今、ものすごく自分のセクシュアリティに悩んでいて自分が何者なのかわからず苦しかったのですが、ここに書いてあるものを読み、自分に当てはまるものがあったことで自分を肯定されている気がしました。
ありがとうございます!
素晴らしい記事だと思います。
昨日悩める少女にあなた様のサイトをご紹介したら非常にありがたがられました。
ありがとうございます。
こんなに詳しい一覧は初めて見ました、ありがとうございます。
私は長らくバイセクシャルを自認していましたが、ノンケの男性や女性は苦手で、ゲイかバイの人にしか恋愛感情を持てません。スコリオセクシャルに当たるのかと思ったものの、スコリオはシスジェンダー以外なら対象に出来るみたいなので、自分はもう少し狭くてちょっと違うなと感じます。
こういう、自分もXジェンダーもしくはジェンダーフルイドであるが恋愛対象も同種のゲイかバイのみ、というケースには呼称はないのでしょうか?
調べようとしましたが見当たらず、もし名前があるのなら知りたいと思っています。 


すみません、よく見たら近いのがありました。
Ceterosexualっていうんですね。

呼び名が判ったからといって即座に生き易くなるとか
恋が上手く行くというわけではなくても、
名称がついてるからには同じような指向の人が
一定数いるんだろうなと思って気が楽になります。
どうもありがとうございました。
玲さま>
お返事、長らくお待たせしました。
ご覧いただきありがとうございます、またコメントも残していただき嬉しいです。

仰るとおり、スコリオセクシャルはシスジェンダー以外の人を恋愛や性愛の対象にするという旨なので、玲さまのケースだと少し違うようですね。
セテロセクシャルもぴったりというわけではなさそうですが、まだ近いように感じます。

自身がXやフルイドで、対象がXやフルイドでかつゲイかバイ……というセクシャリティについての用語は、私自身はまだ見たことがありません。
ですが、例えば「ゲイの男性にしか恋愛感情が向かない女性」のように、ジェンダー問わず「特定のセクシャリティを持った人にのみ恋愛感情や性欲求が向く」という方を、これまで何度か耳にしたことがあります。
ですので、もしかしたらすでに言葉も存在していて、その言葉について私がまだ見聞きしたことがないだけかもしれません。

セクシャリティの用語については、まとまったものや詳しい書籍などはまだまだ少なく、世間やネットでの口コミのようなものを探って調べていく状態です。
ので、お答えできる確証はないのが心苦しいですが「私はこういうセクシャリティなのだけど、名前を知っていますか?」「名前はないかもしれないけれど、私はこんなジェンダーなんです」というコメントは大変ありがたいです。
今後も引き続き探っていきますので、まだ見つけましたらリストに追記いたします。
こんなに詳しい一覧は初めて見ました。作ってくださってありがとうございます。
でも私に当てはまる呼称が見当たりませんでした(見落としていたとしたら申し訳ありません)。私は体の性は女性で、心の性も女性です。恋愛感情は全ての性に向けて抱きますが性的欲求は男性(体の性が男性という意味です)にのみいっさい抱きません。嫌悪感を感じてしまい、完全に拒否の感情を抱きます。
こんなセクシュアリティは存在しますか?もしあれば教えていただけるとありがたいです…
凛さま>
ご覧いただき、またコメントも残していただいてありがとうございます。

そうですね……「心身ともに女性。恋愛感情はすべてに向く。性欲求は男体持ちには向かず、嫌悪感がある」をひとつの言葉で表した言葉は、まだ見たことがありません。
性って複雑なものですから、こう、一言ですぱっと全部言い切れる用語……というのはやはりなかなかないようです。
ですが、凛さまの場合でしたら、「-romantic」と「-sexual」を使って恋愛対象/性対象を別々に表現する方法が使えますので、そちらはいかがでしょうか?

「-romantic」は恋愛指向を表現するための接尾語で、用語集にある(一部あてはまらないものもありますが)「○○セクシャル」を「○○ロマンティック」に置き換えることで「恋愛対象について」に限定した表現に変わります。
例えば、「バイセクシャル」という用語は「恋愛感情や性欲求が男女に向く」という意味で使われますが、これを「バイロマンティック」にすると「恋愛感情が男女に向く」という意味合いに変わり、恋愛対象にのみ言及した表現になります。
また、「-sexual」は性指向を表現するための接尾語としても使えるので、上の「-romantic」と併記することで「○○セクシャル」が「性対象について」に限定した表現に変わります。
「バイロマンティック・ホモセクシャル」だと「恋愛感情は男女に向き、性欲求は同性に向く」という感じになります。

凛さまの場合ですと、まず「恋愛感情はすべての性別に向く」ということですので「Panromantic/パンロマンティック」があてはまりそうですね。
そして「性欲求は男性(正確には体が雄であるということですが、便宜上「男性」としますね)には一切抱かない」は、「Nomasexual/ノーマセクシャル(性欲求が男性以外に向く)」が近いかもしれません。
このふたつを組み合わせて「パンロマンティック・ノーマセクシャル」というのが、現在の凛さまのセクシュアリティ表現に一番近い感じになるでしょうか。
ご自身の性別(心身ともに女性ということですのでCisgender/シスジェンダーですね)や男性に嫌悪感があるということを加えて、「シスジェンダーの女性で、パンロマンティック・ノーマセクシャルです。あと、体の性別が雄の人に性嫌悪があります」としてもよいかと思います。

長くなってしまい恐縮です。
恋愛感情と性欲求の向きかたについて別々に表現するというのは意外と便利というか、恋愛感情と性欲求の向きかたが全く同じという方って意外と少ないのかもしれないなと思うこの頃です。
ご参考になりましたら幸いです。
岡谷様>
詳しく答えてくださってありがとうございます。わけるというのもありなのですね…初めて知りました!
私のように恋愛感情と性欲求の向き方が別の人はもしかしたらたくさんいるのかもしれませんね。

とても参考になりました。たくさん教えてくださって本当にありがとうございました!
岡谷様、丁寧な返信ありがとうございます。
ここでなら言える気がするのでもう少し具体的に説明すると、
私は生物学的には雌で、恋愛感情は女性(シスヘテロ以外の雌やMtF)に対して持つことが多いですが、性的欲求は雌体にはあまり抱かないので、普通のレズビアンやバイとはどうも違うと思っていました。

でも女性を好きになった時には自分が雌体である事も抵抗なく受け入れられる気持ちになるので、「レズビアン」と定義しておけばさほど悩みはないのですが、男性を好きになった時が難儀なのです。

相手が男性だと自分も男として愛されたく、女性扱いされる事が非常に苦痛になります。どんなに好かれたとしても「異性」と見なされての愛情は受け入れ難いのです。自分も男として振る舞い、男として愛されたいという願望を変えられません。それを叶えてくれる男性には今まで会えませんでした。ゲイ男性にもノンケ男性にも受け入れてもらえない話ですし、現実雌体でそんな事を求めても、バイの男性にとっても難しいだろうと思います(笑)

どうやら「異性愛」というものが私には苦痛で不可能で、骨の髄まで同質・同性を求めるというメンタルのようです。そこへ性自認がフルイドなので、身体的には雄雌ともイケる=バイ擬き、という状態になったものだろうなと。

男性を好きになった時は非常にツラいので、いっそ女性だけを対象に出来ればとも考えましたが難しく、時々男性にも(シスヘテロっぽくない人に限りますが)恋してしまいます。

同様の人にはまだ会ったことがないので、存在するのかどうか興味があります。
ありがとうございました。また折々読ませて頂きます。

恋愛感情はないが性的欲求はある人のことは何と呼ぶのでしょうか?
http://blog-imgs-47.fc2.com/s/a/n/sanshonokai/002-2.gif
上の図ではそこだけ空欄になっているので、気になりました。
新しいブログの方でお答えをいただきました。
有り難うございました。
元になった書籍などはあるのでしょうか?
卒業論文で使いたいのです。
既出であったり、既に書かれていましたらすみません。
みみ様>
お返事が大変遅くなり、失礼いたしました。
用語ですが、書籍からの引用は基本的にありません。
主に、私が友人知人らから見聞きした情報、twitterや海外のwikiなどインターネットで見かけた言葉をまとめて、必要があれば日本語に翻訳して、載せています。

もとになったwebのURLについてもきちんと掲載しようと、現在準備を進めているところですが、twitterで見かけたものについては、アカウント削除などでログが残っていないものも多く……。
卒業論文の参考文献として使えるかどうかは、正直不安があります。







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